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歯の矯正期間の目安と治療法ごとの違いを解説!

2025年9月25日

こんにちは。埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」です。

ワイヤー矯正にかかる期間のイメージ

歯の矯正を始めたいけれど、「治療が終わるまで、一体どのくらいの期間がかかるのだろう」と、見通しが立たずに不安に感じていませんか。仕事や学業、ライフイベントなどを考えると、治療期間はとても気になるポイントですよね。

実は、歯の矯正期間は「平均〇年」と一概には言えません。選ぶ矯正方法や元々の歯並びの状態、年齢などによって、数ヶ月で終わるケースもあれば、数年以上かかるケースもあるのです。ご自身に合った治療計画を立てるためには、どのような要因で期間が変わるのかを事前に理解しておくことが大切です。

この記事では、ワイヤー矯正やマウスピース矯正など方法別の期間の目安から、治療が長引く・短くなるケース、そして矯正期間中の注意点までを詳しく解説します。矯正治療の全体像を把握し、安心して一歩を踏み出したい方は、ぜひ参考にしてください。

歯の矯正期間の目安

歯の矯正期間の目安について説明する歯科医

矯正治療にかかる期間は人によって大きく異なります。ここでは、一般的にどのくらいの期間がかかるのか、その流れや長くなる・短くなるケースを紹介します。

一般的な矯正期間の平均

矯正治療にかかる期間は、使用する装置や歯並びの状態によって大きく変わります。

一般的には、ワイヤー矯正のように歯をしっかり動かして全体の噛み合わせを整える方法では、ある程度の長い治療期間が必要になることが多いです。複数の歯を同時に動かすため、段階を踏みながら慎重に進める必要があるからです。

一方、マウスピース矯正は透明な装置を使って少しずつ歯を動かす方法で、比較的軽度な歯並びの改善に向いています。

そのため、症例によってはワイヤー矯正よりも短期間で終了することがあります。ただし、装置の装着時間を守らなかった場合や、歯並びが複雑な場合には想定より長くかかるケースもあります。

このように平均的な矯正期間といっても幅があり、個人の症例によって大きく変動します。目安はあくまで参考程度に考え、自分にとって最適な方法と期間を知るには、歯科医師の診断を受けることが重要です。

治療期間が長引くケース

歯の矯正期間が長引くケースとしては、歯並びの乱れが重度である場合や、抜歯が必要なケース、または顎の骨の成長がまだ進行中の若年者などが挙げられます。

一般的な矯正期間は1年半から3年程度が目安ですが、これらの要因があると3年以上かかることも珍しくありません。

また、患者様自身が装置の使用方法や通院頻度を守らない場合も治療が長引く原因となるため、指示通りのケアが重要です。

治療期間が短くなるケース

治療期間が短くなるケースとしては、歯並びの乱れが軽度である場合や、前歯のみの部分矯正を選択した場合が挙げられます。

例えば、前歯の軽度なすき間やねじれを矯正する場合は、全体矯正よりも短期間で済み、一般的に3か月から1年程度が目安です。

矯正方法別の治療期間の違い

ワイヤー矯正中の女性が手にマウスピースを持っているイメージ

選ぶ矯正方法によって治療にかかる期間は異なります。ここでは代表的な方法ごとの特徴を整理します。

ワイヤー矯正の期間

ワイヤー矯正は、歯の表側にブラケットとワイヤーを装着し、ワイヤーの力で少しずつ歯を動かして歯並びや噛み合わせを整える方法です。歯を大きく動かすことができるため、幅広い症例に対応できるのが特徴です。

ただし、その分治療にかかる期間も長くなる傾向があります。全体的に噛み合わせを整える必要がある場合には、一つひとつの歯を段階的に移動させる必要があり、数年単位での治療になることも少なくありません。

また、装置の調整を定期的に行うため、通院の回数も比較的多くなります。

マウスピース矯正の期間

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを一定期間ごとに交換し、少しずつ歯を理想的な位置に動かしていく方法です。見た目に目立ちにくく取り外しができるため、ライフスタイルに合わせやすいというメリットがあります。

軽度から中等度の歯並びの乱れに適しており、症例によってはワイヤー矯正より短い期間で終わることもあります。

ただし、マウスピースの装着時間を守らなかった場合や、動かす歯の本数が多い場合には、かえって長期化する可能性もあります。

治療がスムーズに進むかどうかは、患者様自身がどれだけ装着ルールを守れるかに大きく左右されます。自分で管理する意識が求められる治療法といえるでしょう。

部分矯正の期間

部分矯正は、前歯や一部の歯だけを動かして歯並びを整える方法です。動かす歯の本数が限られているため、全体矯正と比べて治療期間が短くなることが多いのが特徴です。

例えば、前歯のすき間や軽度のねじれなどを改善したい場合に適しており、比較的短期間で見た目の変化を実感しやすい傾向があります。

ただし、部分的な改善しかできないため、噛み合わせ全体に問題がある場合には適応できず、全体矯正を選ぶ必要があるケースも少なくありません。

裏側矯正の期間

裏側矯正は、歯の裏側にブラケットとワイヤーを装着する方法です。表から装置が見えにくいため、仕事や学校など人前に出る機会が多い方から人気があります。

治療の仕組み自体は表側のワイヤー矯正と同じですが、装置の位置が裏側にある分、歯を動かす力のかかり方に工夫が必要で、場合によっては表側よりも歯の移動に時間がかかることがあります。

また、装置に慣れるまで発音や食事に違和感を感じやすいのも特徴です。

期間はワイヤー矯正と大きな差はありませんが、患者様の症例によってはやや長めにかかるケースもあるとされています。

歯の矯正期間に影響する要因

歯の矯正期間増になる重度の悪い歯ならび

矯正期間は単に方法だけでなく、患者様の条件や治療計画によっても変わります。ここでは主な要因を紹介します。

年齢による違い

年齢が若いほど歯や骨の動きが比較的スムーズな傾向があり、一般的に成長期の子どもや若年層では矯正期間が短くなることが期待されます。

一方で、成人の場合は骨が成熟しているため、歯の移動に時間がかかることがあります。

歯並びや症状の程度

歯並びの乱れや不正咬合の程度が軽度であれば、比較的短期間で治療が完了することがありますが、重度の場合や複雑な症状がある場合は、治療期間が長くなる可能性があります。

患者様の協力度

矯正装置の使用方法や通院頻度など、患者様自身の協力が治療の進行に大きく関わります。指示通りに装置を使用しない場合や通院が不規則になると、治療期間が延びることがあります。

矯正期間中の通院と日常生活の注意点

矯正期間中の通院と日常生活の注意点について説明するイメージ

矯正治療は、装置をつけたら終わりではなく、治療中の通院や日常のセルフケアによって結果が大きく左右されます。

通院頻度の目安

矯正中は、数週間ごとに定期的な通院が必要です。装置の調整や歯の動きの確認を行うためで、間隔が空きすぎると治療が予定通りに進まなかったり、歯や装置にトラブルが生じても気づきにくくなります。

特にワイヤー矯正では、ワイヤーを締め直したりゴムを交換する作業が必要で、通院を怠ると歯の移動が止まってしまうこともあります。

マウスピース矯正の場合も、装置がしっかり合っているか確認したり、次の段階のマウスピースを受け取るために通院が欠かせません。

矯正をスムーズに進めるためには、歯科医師が指定したスケジュールを守ることが非常に大切です。

通院時の処置内容

通院のたびに行われる処置は矯正方法によって異なります。

ワイヤー矯正では、ワイヤーの調整や交換、ゴムの取り付け・取り替えが中心です。裏側矯正も同様に、歯の裏側で同じような作業が行われます。

マウスピース矯正では、歯の動きが計画通り進んでいるかをチェックし、必要に応じてアタッチメント(歯に小さく付ける突起物)の調整をすることがあります。

また、次の段階のマウスピースを受け取るのも通院時です。

さらに、どの矯正方法でも虫歯や歯周病のリスクが高まるため、口腔内の清掃状態を確認したり、必要に応じて歯のクリーニングを行うこともあります。

セルフケアのポイント

矯正中は装置の周りに食べかすやプラークが残りやすく、虫歯や歯周病のリスクが上がります。そのため、毎日の歯磨きは通常よりも丁寧に行うことが重要です。

矯正専用の歯ブラシやワンタフトブラシ(先が小さく細いブラシ)を使うと、装置の周囲や細かい部分まで清掃しやすくなります。加えて、デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると、歯と歯の間までしっかり汚れを落とすことができます。

また、間食が多いと虫歯のリスクが高まるため、食生活にも注意が必要です。特にキャラメルやガムのように粘着性のある食べ物は装置に絡まりやすく、避けた方が安心です。

トラブル発生時の対応

矯正中は、ワイヤーが外れる・ブラケットが取れる・マウスピースが破損するなど、思わぬトラブルが起きることがあります。こうした場合、自己判断で無理に直そうとすると、かえって治療を遅らせたり口の中を傷つけてしまう可能性があります。

応急的な対応としては、ワイヤーが口内を刺激する場合には矯正用ワックスを使ってカバーする方法があります。

ただし、あくまで一時的な処置にすぎないため、できるだけ早めに歯科医院へ連絡し、指示を仰ぐことが大切です。

また、強い痛みや腫れがある場合も放置せず、次回の予約日を待たずに受診しましょう。早めの対応によって矯正期間の延長を防ぎ、快適に治療を続けることができます。

まとめ

歯の矯正治療に満足して笑顔の女性

歯の矯正期間は、治療方法や歯並びの状態、年齢や協力度などによって大きく異なります。数か月で終わるケースもあれば、数年にわたることもあり、個人差が非常に大きい点を理解しておくことが大切です。

ワイヤー矯正や裏側矯正は比較的長期にわたり、部分矯正や軽度のマウスピース矯正は短期間で済むこともあります。どの方法が適しているかは、歯科医師の診断と相談によって決まります。

矯正治療を検討されている方は、埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、患者様の求める治療を実現することを第一に考えて診療を行っています。虫歯・歯周病治療だけでなく、予防歯科や審美歯科、矯正治療など、さまざまな治療に力を入れています。

当院のホームページも、ぜひ一度ご覧ください。

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