こんにちは。埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」です。
ホワイトニングを検討する際「どれくらいの頻度で施術すればいいの?」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。ホワイトニングの頻度は、選択するホワイトニングの方法によって異なります。
今回は、ホワイトニングの頻度や長持ちさせるためのコツ、費用などについて解説します。安全かつ効果的にホワイトニングを受けたい方は、ぜひ参考にしてください。
ホワイトニングの頻度
ホワイトニングは頻度が多すぎると歯に負担がかかり、少なすぎると十分な効果が得られない可能性があります。そのため、適切な頻度で行うことが非常に重要です。
施術頻度は人それぞれ異なり、適切な間隔は複数の要因によって左右されます。特に以下のような要素が、頻度の調整に影響を与える主なポイントです。
- 歯の元々の色調
- 生活習慣
- 希望する白さのレベル
- 歯の健康状態
ホワイトニングを頻繁に行いすぎると、歯や歯茎へのダメージが蓄積しやすくなり以下のようなリスクが高まる可能性があります。
- 知覚過敏の悪化
- 歯質への影響
- 色ムラの発生
- 費用負担の増加
このように、ホワイトニングを行う頻度は患者さんの歯の状態や希望する白さなどによって異なり、また頻繁に行うとさまざまなリスクが伴います。歯科医師に相談のうえ、進めることが大切です。
ホワイトニングの種類と頻度の違い
ホワイトニングの方法にはいくつかあり、それぞれで使用する薬剤や施術方法が異なるため、適した頻度も変わってきます。ここでは、ホワイトニングを行う頻度を種類別に解説します。
オフィスホワイトニングの頻度
歯科医院で歯科医師または歯科衛生士が施術を行う方法です。即効性に優れており、1回の施術でも歯の色が1〜2段階ほど明るくなる効果が期待できます。
ただし、もともとの歯の色や目指す白さのレベルによっては、複数回の施術が必要になる場合もあります。
施術は通常1〜2週間に1回のペースで行われ、これを2〜3回繰り返すことで、より理想的な白さに近づけることが可能です。白さの持続期間は平均して3〜6ヶ月ですが、生活習慣によってはそれ以上持続することもあります。
ホームホワイトニングの頻度
ホームホワイトニングは、歯科医院で作製した患者さん専用のマウスピースを使用し、ご自宅で行うホワイトニング方法です。
薬剤を注入したマウスピースを毎日1時間〜2時間程度装着することで、歯の内部にゆっくりと薬剤が浸透し、少しずつ自然な白さへと導きます。即効性はありませんが、色ムラが出にくく、透明感のある仕上がりが期待できます。
一般的な使用期間は2週間〜1ヶ月程度で、毎日の継続使用が必要です。この期間をしっかり守ることで、安定したホワイトニング効果が得られます。
持続期間の目安は6ヶ月〜1年程度と、オフィスホワイトニングよりも長持ちする傾向があります。これは、薬剤がゆっくりと歯の内部に浸透することで、色戻りしにくくなるためです。
デュアルホワイトニングの頻度
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせる方法です。
頻度の目安は、オフィスホワイトニングを1回から2回行ったあと、ホームホワイトニングを2週間程度毎日継続するのが一般的です。その後は、白さを維持するために3〜6か月ごとにメンテナンスを行うことが推奨されます。
ただし、過度な頻度は歯や歯茎への刺激となるため、歯科医師の指導のもとで適切な間隔を守ることが重要です。
セルフホワイトニングの頻度
セルフホワイトニングは歯科医院ではなく、サロンや市販のホワイトニングキットで自分自身で行う方法です。
使用する薬剤は歯の表面の汚れを除去する成分が中心で、クリーニングに近い働きをします。刺激が少なく安全性が高い一方で、歯の内部まで白くする効果は期待できません。
施術時間は1回あたり30〜45分程度で、初期は週1〜2回のペースで行い、白さを実感したあとは月1回程度のメンテナンスが推奨されます。
持続期間は1〜3ヶ月程度と短めで、着色しやすい飲食物や喫煙習慣がある場合はさらに短くなることもあります。
市販製品の過度な使用は歯や歯茎への影響が懸念されるため、製品ごとの使用方法や頻度を守ることが重要です。必ず説明書の指示に従いましょう。
ホワイトニングの効果を長持ちさせるコツ
施術で手に入れた白い歯を長く保つためには、日常のケアと生活習慣の見直しが欠かせません。以下に、白さをキープするための具体的なポイントをまとめました。
日常生活で気をつけるポイント
ホワイトニング後は、歯の表面が一時的に着色しやすい状態になっています。そのため、コーヒーや紅茶、カレーなど色の濃い飲食物の摂取を控えることが効果の維持につながります。喫煙も着色の原因となるため避けるのが望ましいです。
また、食後はなるべく早く歯磨きやうがいをして着色汚れの定着を防ぎましょう。歯磨きの際は市販のホワイトニング用歯磨き粉を使うことで、表面のステイン除去をサポートできます。
ただし、研磨剤が多く含まれているものは、歯を傷つける原因になるため避けましょう。
メンテナンスの重要性
歯科医院でのクリーニングでは、自分では落としきれない着色汚れなどを除去し歯の表面の汚れをリセットできます。また、歯科医院で検診を受けることで、虫歯や歯周病などの早期発見・早期治療も可能になります。
さらに、色戻りが気になり始めたら、追加施術の相談にも乗ってもらえるでしょう。
ホワイトニングの費用相場
費用は施術内容や使用する薬剤によっても異なるため、事前に歯科医院で確認することが大切です。一般的な費用相場は、以下の通りです。
- オフィスホワイトニング:1回あたり2万円〜7万円程度
- ホームホワイトニング:2万円〜4万円程度
- デュアルホワイトニング:5万円~10万円程度
- セルフホワイトニング:3,000円~1万円程度
また、施術回数や継続期間によっても総額は大きく変わります。
例えばオフィスホワイトニングの場合、希望する白さになるまで数回通院するケースが多く、回数が増えるほど費用も加算されます。また、ホームホワイトニングも継続期間によって薬剤の追加購入が必要になります。
そのため、ご自身の希望や歯の状態に合わせて、無理のない計画を立てることが大切です。
ホワイトニングのメリット
施術を行うことで得られるメリットをご紹介します。
笑顔に自信が持てる
歯が白くなることで、口元の印象が明るくなり、自然と笑顔に自信が持てるようになります。白い歯は清潔や健康的といった印象を与えるため、人前で話す機会が多い方や接客業の方にとっては、第一印象の向上にもつながるでしょう。
歯を削らずに白くできる
ホワイトニングは、セラミック治療などと違い、歯を削ることなく薬剤の力で歯を白くします。自分の歯をそのまま活かせるため、身体への負担が少ない方法と言えるでしょう。
口腔ケアの意識が高まる
ホワイトニングをきっかけに、歯磨きや食生活への意識が高まり、口腔内の健康維持につながります。結果として虫歯や歯周病の予防にもつながるでしょう。
ホワイトニングのデメリット
一方で、ホワイトニングには以下のようなデメリットもあります。
知覚過敏が起こる可能性がある
個人差があるものの、ホワイトニングに使用される薬剤が刺激を与えることで、施術後にしみるといった知覚過敏の症状が出ることがあります。
症状は通常24時間以内に治まるケースがほとんどですが、特に冷たい飲み物や甘いものに敏感になるケースが見られます。
効果は永久ではない
施術後の白さは一時的なものであり、時間の経過とともに徐々に元の色に戻っていきます。喫煙や食習慣などによって色戻りが早まることがあります。
効果に個人差がある
ホワイトニングの効果は、歯の質・元の色・着色の程度などによって大きく異なります。1回の施術で効果を感じられる方もいれば、理想の白さに近づくために複数回の施術が必要となる方もみえます。
また、詰め物や被せ物にはホワイトニング効果が及ばないため、過去に虫歯治療などで人工物が装着されている場合は、天然歯との色の差が生じる可能性があります。
施術後の飲食制限がある
ホワイトニング直後は歯が着色しやすい状態になっているため、色の濃い飲食物や喫煙を避ける必要があります。制限期間は施術後24〜48時間が一般的です。
保険適用外で費用がかかる
ホワイトニングは美容目的の自由診療になるため、施術費用は全額自己負担です。費用設定は歯科医院によっても異なるため、事前に確認しておきましょう。
まとめ
ホワイトニングの頻度は施術方法や個人の歯の状態によって異なります。オフィスホワイトニングは1〜2週間に1回を数回、ホームホワイトニングは毎日1〜2時間マウスピースを装着して行います。
効果を長持ちさせるには、日々のケアとメンテナンスが欠かせません。メリットとデメリットを理解したうえで、歯科医師に相談し、ご自身に合った方法で美しい歯を目指しましょう。
ホワイトニングを検討されている方は、埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、患者様の求める治療を実現することを第一に考えて診療を行っています。虫歯・歯周病治療だけでなく、予防歯科や審美歯科、矯正治療など、さまざまな治療に力を入れています。
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