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すきっ歯を治したい!マウスピース矯正を選択するメリットとデメリット

2025年7月10日

こんにちは。埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」です。

すきっ歯をマウスピース矯正で治療する女性

「すきっ歯で見た目が気になる」「滑舌が悪く感じる」など、日常生活に小さな不便を感じている方も多いのではないでしょうか。最近では、目立ちにくく装着感の良いマウスピース矯正を選ぶ方が増えています。

この記事では、すきっ歯とはどのような状態か、放置によるリスク、そしてマウスピース矯正で治療する際のメリット・デメリットを解説します。治療にかかる期間・費用の目安もご紹介するので、参考にしてください。

すきっ歯とは

すきっ歯の女性

すきっ歯とは、歯と歯の間に通常よりも広いすき間がある状態を指します。専門的には、空隙歯列(くうげきしれつ)と呼ばれ、特に前歯の間にすき間があるケースが目立ちます。

主な原因としては、歯の大きさに対して顎が大きい、舌の癖(舌突出癖)、遺伝的要因、乳歯の早期喪失、永久歯の数が少ない先天性欠如などが挙げられます。審美的な問題だけでなく、発音や噛み合わせにも影響を与える場合があるため、気になる方は歯科医の診断を受けることが大切です。

すきっ歯のまま放置するリスク

すきっ歯のまま放置するリスクイメージ

すきっ歯は見た目の問題だけでなく、放置することでさまざまな健康リスクを引き起こす可能性があります。以下で具体的な影響について解説します。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

歯と歯の間にすき間があると、食べ物が詰まりやすくなります。その結果、歯垢や歯石がたまりやすくなり、虫歯や歯周病の原因になります。特に、歯間のケアが不十分な場合は、症状の進行も早くなります。

また、放置すれば歯ぐきが腫れたり出血したりすることもあり、口臭の原因にもつながります。早めの対処が重要です。

発音への悪影響

すきっ歯は、サ行やタ行などの発音に影響を及ぼすことがあります。言葉が不明瞭になったり、空気が漏れやすくなることで、会話に支障をきたすケースも見られます。

また、子どもの場合は発音の癖が定着する可能性もあり、早期の改善が望まれます。

噛み合わせの乱れによる負担

すきっ歯があると、噛み合わせのバランスが崩れることがあります。その結果、特定の歯に負担が集中し、顎関節に過剰な力がかかってしまいます。これが原因で、顎関節症を引き起こすリスクが高まることがあります。

さらに、慢性的な肩こりや頭痛など全身への影響が現れる場合もあり、早めの対処が重要です。

精神的なストレスやコンプレックス

すきっ歯が見た目のコンプレックスにつながり、人前で笑うのを避けたり、自信を失ったりするケースも少なくありません。口元の印象が気になることで、日常生活においてストレスを感じる可能性があります。

すきっ歯はマウスピース矯正で治せる?

すきっ歯をマウスピース矯正で治す患者

結論から言えば、マウスピース矯正でもすきっ歯の治療は可能です。マウスピース矯正とは、透明な取り外し可能なマウスピース型の矯正装置を装着し、段階的に歯を動かしていく治療方法です。特に、すきっ歯のような軽度〜中等度の歯列不正に対しては、高い効果が期待できます。

ただし、すき間の大きさや歯の傾き、噛み合わせの状態によっては、ワイヤー矯正や他の治療法を併用する必要が出てくる場合もあります。適切な治療方法を選ぶためには、専門の矯正歯科での精密検査とカウンセリングを受けることが重要です。

マウスピース矯正を選択するメリット

マウスピース矯正を選択するメリットイメージ

マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正に比べて、さまざまな利点があります。見た目や利便性、快適性など、多くの点でメリットを感じられる治療法です。

見た目が自然で目立ちにくい

マウスピースは透明な素材で作られており、装着していてもほとんど目立ちません。人と接する仕事や学校生活の中でも、周囲に気づかれずに矯正を進められる点が大きな魅力です。見た目を気にせず治療を続けられるため、精神的な負担も少なくなります。

取り外し可能で衛生的

マウスピースは自分で簡単に取り外せるため、食事の際や歯みがきのときに外すことができます。これにより、普段通りの食生活ができるほか、歯みがきやフロスもいつも通り行えるため、口腔内を清潔に保ちやすくなります。

痛みや口内トラブルが少ない

ワイヤー矯正のように金属を使用しないため、装置が唇や頬の内側に当たって口内炎ができる心配がほとんどありません。また、歯の移動が段階的に行われるため、痛みが少ないと感じる方も多く、快適に治療を継続できます。

金属アレルギーの心配がない

金属を使用しないため、金属アレルギーを持っている方でも安心して治療を受けることができます。素材も安全性が高く、医療用のプラスチックでできているため、アレルギー反応のリスクが低いのが特徴です。

通院回数が少ない

マウスピース矯正では、治療の進行に合わせてあらかじめ用意された複数のマウスピースを自分で交換していきます。そのため、毎回の通院で調整が必要なワイヤー矯正に比べて、通院頻度が低いです。忙しい社会人や学生にとっても続けやすい治療方法といえます。

マウスピース矯正を選択するデメリット

マウスピース矯正を選択するデメリットイメージ

マウスピース矯正は多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。以下のポイントを理解したうえで、治療を検討することが大切です。

装着時間の自己管理が求められる

マウスピース矯正では、1日20時間以上の装着が基本とされています。取り外しが自由にできる反面、装着時間を守れないと計画通りに歯が動かず、治療期間が延びたり、効果が薄れることもあります。

自己管理が苦手な方にとっては、続けることが負担になる可能性もあります。

適応できる症例に限りがある

マウスピース矯正は、すべての歯並びの問題に対応できるわけではありません。軽度〜中等度の歯列不正には効果が期待できますが、重度の歯並びの乱れや、骨格の問題を含む噛み合わせのズレには不向きとされる場合があります。

こうしたケースでは、ワイヤー矯正や外科的な治療が必要になることもあります。

衛生面に注意が必要

マウスピースは口の中に長時間装着するため、衛生管理が重要になります。とくに、食事のたびにマウスピースを外し、歯みがきを行わずに再装着すると、マウスピース内部に細菌が繁殖しやすくなります。

これにより、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、毎食後の丁寧なケアが欠かせません。

費用が自己負担になる

マウスピース矯正は審美目的の治療として分類されることが多く、保険が適用されません。そのため、治療費は全額自己負担となります。費用は医院や治療内容によって異なるため、治療を始める前に、費用の見積もりや支払い方法について十分に確認しておくことが重要です。

マウスピース矯正ですきっ歯を治す場合にかかる期間

マウスピース矯正ですきっ歯を治す場合にかかる期間イメージ

すきっ歯をマウスピース矯正で治療する場合の期間は、すき間の程度や歯の動きやすさ、年齢などによって個人差がありますが、一般的には6か月〜1年半程度が目安です。

軽度なケースでは数か月で完了することもありますが、細かい調整が必要な場合や、他の歯列不正も同時に治療する場合には、1年以上かかるケースもあります。定期的にマウスピースを交換しながら、段階的に歯を動かしていくため、医師の指示に従って計画的に進めることが大切です。

また、治療後にはリテーナー(保定装置)の装着も必要となり、これを怠ると後戻りする可能性もあるため、矯正後の管理も重要です。

マウスピース矯正ですきっ歯を治す場合にかかる費用

マウスピース矯正ですきっ歯を治す場合にかかる費用イメージ

マウスピース矯正にかかる費用は、使用する装置の種類や治療の範囲、歯科医院によって異なりますが、一般的には40万円〜100万円程度が相場です。部分矯正で対応可能な軽度のすきっ歯であれば、30万円前後で対応できるケースもあります。

費用には、初回検査料や装置の作製費、通院時の調整費などが含まれることが多いですが、医院によっては追加料金が発生することもあるため、事前に確認が必要です。また、矯正費用は基本的に自由診療となるため、保険適用外となります。

ただし、医療費控除の対象になることもあるため、確定申告の際に領収書を保管しておくと良いでしょう。

まとめ

すきっ歯をマウスピース矯正で治療した笑顔の女性

すきっ歯は見た目だけでなく、口腔内の健康や発音、咀嚼機能などにも影響を及ぼすことがあります。マウスピース矯正は、目立ちにくく、日常生活に支障をきたしにくい治療方法として多くの方に選ばれています。

治療のメリット・デメリットを理解したうえで、自分に合った方法を選ぶことが大切です。すきっ歯を気にしている方は、まずは矯正歯科でカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

マウスピース矯正によるすきっ歯の治療を検討されている方は、埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、患者様の求める治療を実現することを第一に考えて診療を行っています。虫歯・歯周病治療だけでなく、予防歯科や審美歯科、矯正治療など、さまざまな治療に力を入れています。

当院のホームページも、ぜひ一度ご覧ください。

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