こんにちは。埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」です。
「歯の黄ばみが気になるけど、歯科医院へ通院する時間がない」「ホームホワイトニングとほかのホワイトニングは何が違うの?」と悩んでいる方もいらっしゃると思います。ホワイトニングを手軽に行いたいと考えている方に注目されているのが、ホームホワイトニングです。
この記事では、ホームホワイトニングとはどのような方法か解説します。メリットや注意点、施術の流れ、費用についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ホームホワイトニングとは
ホームホワイトニングとは、歯科医院ではなく、自宅で行うホワイトニングのことです。歯科医院で作製したマウスピースに薬剤を入れて装着し、歯の内部から漂白していきます。
ホームホワイトニングでは濃度の低い薬剤を使用するため、歯への負担が少ないです。また、歯の内部から黄ばみを分解するので、自然な白さに仕上がります。自分のペースで進められるので、仕事や家事などで忙しく、なかなか歯科医院に通院できない方に選ばれています。
ホームホワイトニングのメリット
ここでは、ホームホワイトニングのメリットを見ていきましょう。
持続期間が長い
歯科医院で施術を行うオフィスホワイトニングの効果の持続期間は3〜6か月といわれています。
一方でホームホワイトニングでは濃度の低い薬剤を使用して、徐々に歯を白くしていくため、白さの持続期間が長いのが特徴です。患者様の歯の色やホワイトニングの頻度により持続期間は異なりますが、1年程度白さが持続するといわれています。
自分のペースでできる
歯科医院でマウスピースと薬剤を受け取ったあとは、自宅での隙間時間を活用してホワイトニングを実施できます。
夕食後や就寝前のリラックスタイムなど、患者様自身のライフスタイルに合わせた時間帯を選択できます。都合の良い時間帯におこなえる点はホームホワイトニングならではのメリットです。
ホワイトニング中には飲食できませんが、それ以外はどのような過ごし方をしても問題ありません。日中は、仕事や子育て、学業で忙しく通院が難しいという方でも取り組みやすいでしょう。
費用を抑えられる
ホームホワイトニングでは、歯科医院で作製したマウスピースに薬剤を入れ、装着することで少しずつ歯を白くしていきます。マウスピースは再利用可能です。2回目以降は薬剤を追加で購入することで繰り返しホワイトニングできるため、経済的な負担を軽減できます。
ホームホワイトニングの注意点
ここでは、ホームホワイトニングの注意点について解説します。
被せ物や詰め物はホワイトニングできない
ホワイトニングでは、専用の薬剤を使用して色素沈着を分解・漂白します。これはホームホワイトニングに限ったことではありませんが、被せ物や詰め物などの人工歯はホワイトニングで白くすることはできません。
そのため、被せ物・詰め物がある状態でホワイトニングを行うと、天然歯との色の違いが目立つことがあるのです。
着色しやすい飲食物は控える
ホワイトニング後は、以下のような着色しやすい食べ物や飲み物は控えましょう。
- カレー(ターメリック)
- 醤油
- ソース
- ケチャップ
- チョコレート
- 豆腐
- 赤ワイン
- コーヒー
- 紅茶
- 緑茶
ホワイトニング後は薬剤の影響で歯に色素が浸透しやすくなっているため、ホワイトニング前に食事を済ませるか、ホワイトニング後に時間を空けてから食事をしましょう。
また、上記の食べ物や飲み物を口にした際は、口をゆすいだり、こまめに歯磨きを行ったりすることで色素沈着を防げます。
薬剤の量を守る
マウスピースに塗布するホワイトニング剤の量は、必ず守りましょう。
薬剤の使用量を守らず多く塗布すると、マウスピースから薬剤があふれだし、歯茎や口腔内の粘膜に付着して炎症を起こす可能性があります。薬剤を多く塗布したからといって効果を発揮するわけではありません。
また、適量を守らなければ予定よりも早くホワイトニング剤がなくなってしまい、追加で費用が発生する可能性もあるでしょう。
装着時間を守る
ホームホワイトニングは自宅で施術を行うことから、マウスピースや薬剤を患者様自身で管理する必要があります。マウスピースを指定された時間以上に装着すると、知覚過敏の症状が現れたり歯茎にトラブルが起こったりする可能性があります。
薬剤を入れたマウスピースは、歯科医師に指示された時間装着することが重要です。
効果の表れ方には個人差がある
ホワイトニングの効果は、患者様それぞれの歯の質や着色の原因によって異なります。そのため、加齢や遺伝など、黄ばみの原因によっては理想の白さにならないこともある点を理解しておきましょう。
ホームホワイトニングの流れ
ここでは、一般的なホームホワイトニングの流れをご紹介します。
カウンセリング
はじめにカウンセリングを行い、歯に関する悩みや希望の仕上がりなどについてうかがいます。その後、シェードガイドという歯の色見本を見ながら、ホワイトニング後の歯の色を決定します。
なお、虫歯や歯周病に罹患している状態でホワイトニングをすると、薬剤がしみたり、炎症を起こしたりする恐れがあります。そのため、事前の検査で虫歯や歯周病が見つかった場合は、ホワイトニングを始める前に治療しなければなりません。
歯のクリーニング
歯科医院で歯の表面の着色汚れや歯石をクリーニングで除去します。歯の表面の汚れを除去することで薬剤が浸透しやすくなり、ホワイトニング効果も高まります。
マウスピースを作製するための型取り
ホームホワイトニング専用のマウスピースを作製するための型取りを行います。印象材と呼ばれる柔らかい素材を使用して歯型を取り、患者様それぞれの歯にピッタリ合うように作られます。マウスピースの完成には、1〜2週間程度かかるでしょう。
マウスピースと薬剤の受け取り
完成したマウスピースが患者様の歯にフィットするか確認したあと、薬剤と合わせて受け取ります。このとき、歯科医師や歯科衛生士から装着時間や使用頻度についての説明があるので、しっかり確認しておきましょう。
自宅でホワイトニング
自宅でホワイトニングを実施する流れは、以下のとおりです。
- 歯磨きをして歯の表面の汚れを取り除く
- マウスピースの内側に薬剤を適量つける
- マウスピースを30分〜2時間ほど装着する
- 歯磨きをして薬剤をきれいに取り除く
- マウスピースを洗浄してケースに保管する
使用する薬剤の種類によって装着時間などが異なるため、歯科医師の指示を守るようにしましょう。
ホームホワイトニングの費用
ホームホワイトニングの費用の相場は2万5,000円〜5万円程度です。
内訳は、マウスピースの作製費が1万〜3万円程度です。歯科医院で患者様の歯型に合わせて作製されるため、フィット感があり効果的にホワイトニングを行えます。高額に感じるかもしれませんが、一度作製すれば長期間使用できるメリットがあります。
また、ホワイトニング剤は1週間分で5,000円〜1万円程度です。ホワイトニングの効果を得るまで2〜4週間ほどかかり、2回目以降は薬剤のみの購入で続けられます。
なお、ホームホワイトニングは、見た目を整える審美目的の施術であるため、保険は適用されません。
まとめ
ホームホワイトニングとは、歯科医院ではなく自宅で行うホワイトニングのことです。
歯科医院で行うオフィスホワイトニングに比べて効果を実感できるまで時間がかかりますが、歯科医師の指示に従って丁寧に行うことで白く美しい歯を目指せます。自宅にいる時間を有効に活用できるため、多くの方に選ばれている方法です。
ただし、効果を実感できるまで2週間から1か月程度かかるため、即効性を重視する方には向いていないかもしれません。そのため、結婚式や旅行などのイベントに向けて歯を白くしたい方や色ムラが心配な方は、歯科医院でのオフィスホワイトニングも検討してみましょう。
ホワイトニングを検討されている方は、埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、患者様の求める治療を実現することを第一に考えて診療を行っています。虫歯・歯周病治療だけでなく、予防歯科や審美歯科、矯正治療など、さまざまな治療に力を入れています。
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