こんにちは。埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」です。

セラミック治療は、天然歯のような自然な見た目と高い耐久性が期待できる審美歯科治療です。虫歯で歯を失った部分を違和感なく修復したい方によく選ばれています。
しかし「セラミックの被せ物を入れてからしみるようになった」「冷たいものがしみる」といった症状を感じる方も少なくありません。このような症状は一時的なものもあれば、適切な処置が必要な場合もあるため、正しい判断と対応が求められます。
この記事では、セラミック治療後にしみる原因と対処法、歯科医院で行われる治療について解説します。
セラミック治療とは

セラミック治療とは、歯の見た目や機能を回復するために、セラミック素材の補綴物を使用する歯科治療です。金属と異なり、歯ぐきが黒ずんだり金属アレルギー症状を引き起こしたりする心配がないため、近年多くの方に選ばれています。歯と同じような色合いや透明感を持つため、見た目の違和感もありません。
ただし、硬いものを噛んだり、歯ぎしりや食いしばりなどで大きな力が加わると、割れるリスクがあります。銀歯やレジンと比べて劣化しにくく10年以上使えることが多いものの、永久に使えるわけではない点に注意が必要です。
セラミック治療後にしみる原因

セラミック治療後に歯がしみる原因は、治療の直後と、ある程度時間が経過してから症状が現れる場合とで異なります。それぞれのパターンについて、詳しく見ていきましょう。
治療した直後にしみる場合
治療した直後にしみる場合、主に以下のような原因が考えられます。
知覚過敏になっている
セラミック治療では、虫歯を削ったあとや詰め物・被せ物を装着する際に、歯をわずかに削る処置が必要です。歯を削ると、冷たい刺激が神経に届きやすくなることがあります。この状態が、知覚過敏です。
なかには、セラミックの硬さにより、噛んだ刺激が伝わりやすくなったことで、神経が敏感に反応している場合もあります。治療によって神経が過敏になっているために起こることが多く、2〜3ヶ月様子をみれば自然におさまるケースもあります。
噛み合わせが合っていない
セラミックの歯を装着した直後は、噛み合わせがずれていることがあります。噛んだときに一部だけが強く当たるような状態は、歯の神経や歯根に余分な力がかかり、痛みやしみる原因になります。
噛み合わせが悪いまま放置すると、セラミックの破損や顎関節の不調につながることもあるため歯科医院での調整が必要です。
根管治療をした
虫歯が歯の神経にまで達していた場合、根管治療(歯の神経を取り除く処置)を行ってからセラミックを装着することがあります。この治療では歯の内部を清掃・消毒しますが、神経を取ってもしばらく痛みやしみる感覚が残ることがあります。
多くの場合は、治療によって周囲の組織が敏感になっていることが原因です。また、根管の中に細菌が残っている場合や、詰め物のすき間から細菌が侵入した場合など、炎症が起こっている場合もあります。
時間が経ってからしみる場合
治療後は問題なく日常生活を送れていたにもかかわらず、1〜2ヶ月以上経ってからしみるケースもあります。時間が経ってからしみるようになった場合に考えられる原因は、以下のとおりです。
虫歯になっている
しみる原因のひとつは、虫歯の再発です。セラミックそのものは虫歯になりませんが、土台となる天然歯は虫歯のリスクがあります。
磨き残しがあると、補綴物と歯の境目にできた隙間から細菌が入り込み、虫歯が進行することがあるのです。虫歯が神経に近づくにつれて、冷たいものや甘いものがしみやすくなり、最終的には強い痛みにつながることもあります。
セラミックが破損している
セラミックは硬い素材ですが、強い衝撃が加わると、欠けたりヒビが入ったりすることがあります。セラミックに細かなヒビや破損があると、冷たい飲み物や甘い食べ物などが歯の内部に触れ、しみる原因になります。
また、歯ぎしりや食いしばりの癖がある人は、無意識のうちに強い力が加わるためセラミックの破損リスクが高まります。ヒビが入っても肉眼では見えづらいため、しみる症状がある場合は早めに歯科医院を受診することが大切です。
歯周病が進行している
治療から数年経って歯がしみるようになった場合は、歯周病の進行も疑われます。歯周病が進むと歯茎が下がり、本来なら見えていない歯の根元が露出します。歯の根元には象牙質という組織があり、この部分は温度や刺激を敏感に感じやすいため、冷たいものなどが当たるとしみるのです。
セラミック自体に異常がなくても、歯ぐきの状態が悪化していると、こうした症状が現れることがあります。
セラミック治療後にしみるときの対処法

ここでは、セラミック治療後にしみると感じたときの対処法について解説します。
熱い・冷たい食べ物を避ける
セラミック治療後の歯がしみる場合は、熱い・冷たい食べ物を避けることが重要です。治療後は、神経が敏感になっている可能性があります。特に、アイスクリーム、温かいスープ、冷たい飲み物などは、知覚過敏の症状を悪化させる可能性があります。
神経が過敏になっている間は、刺激の強い食べ物を控え、常温の飲食物を選ぶようにしましょう。歯科医師からのアドバイスに従いながら、自分の歯の状態に合わせて食事を調整することが大切です。
丁寧に歯磨きをする
しみるのが気になると、歯磨きの際にその部位を避けたくなるかもしれません。しかし、歯磨きを怠るとプラークがたまり、炎症が悪化することがあります。
症状をやわらげるためには、お口の中を清潔に保ち、細菌を取り除くことが大切です。やわらかめの歯ブラシを使用し、力を入れすぎずに丁寧に磨くようにしましょう。歯と歯ぐきの境目もしっかりと磨くと、炎症や知覚過敏の悪化を予防できます。
しみるときに歯科医院で行われる治療

症状が続く場合、歯科医院での診察と治療を受けることが大切です。ここでは、歯科医院で行われる治療の例を紹介します。
噛み合わせの調整
セラミック治療後のしみる症状の原因のひとつに、噛み合わせのずれがあります。セラミックの被せ物や詰め物は、天然歯と形状や接触具合が微妙にずれることがあり、違和感やしみる症状が現れる可能性があります。
歯科医院では、どの部分が強く当たっているかを把握し、セラミックの表面を少しずつ調整します。ほんのわずかに調整するだけで、違和感や痛みが改善することも少なくありません。
虫歯・歯周病の治療
しみる症状の原因が虫歯や歯周病である場合は、それぞれに応じた治療が必要です。虫歯が再発している場合は、セラミックを一度外して虫歯部分を取り除き、再度詰め直す治療が行われます。
歯周病が原因で歯茎が下がっている場合は、歯周ポケットの歯石を取り除きます。歯周ポケットに再び汚れをためないよう、ブラッシング指導が行われることも多いです。
セラミックの歯の再作製
セラミックの被せ物や詰め物が欠けたり割れたりしている場合、内部の象牙質や神経が露出し、しみることがあります。破損している場合は、セラミックの歯を一度外して新しく作り直さなくてはなりません。
セラミックの歯が破損した原因が歯ぎしりや食いしばりの場合は、歯ぎしり対策用のマウスピースを作製するなど、再発防止についても検討します。
まとめ

セラミック治療後に歯がしみる症状は、治療直後に起こる一時的な知覚過敏や噛み合わせのずれが原因となる場合もあれば、時間が経ってから虫歯の再発やセラミックの破損、歯周病などが関係している場合もあります。
軽度の知覚過敏であれば自然に改善することもありますが、噛み合わせの調整やセラミックの作り直しが必要になることもあります。虫歯や歯周病になっている可能性もあるため、歯科医師による診断と治療が必要です。
セラミック治療後に違和感やしみる症状を感じたときは、我慢せず歯科医院で相談しましょう。早めに原因を確認して適切に対処すると、セラミックの歯を長く快適に使い続けることにつながります。
セラミック治療を検討されている方は、埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、患者様の求める治療を実現することを第一に考えて診療を行っています。虫歯・歯周病治療だけでなく、予防歯科や審美歯科、矯正治療など、さまざまな治療に力を入れています。
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