2026年11月05日 ブログ

マウスピース矯正の期間はどれくらい?長引く原因も

こんにちは。埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」です。

歯の矯正に使用するマウスピース

マウスピース矯正を検討している方のなかには「歯並びが整うまでにどのくらいの期間がかかるの?」と気になっている方もいるでしょう。

マウスピース矯正の治療期間は、歯並びや噛み合わせの状態、歯を動かす範囲などによって異なります。

また、治療を始めてからのマウスピースの使い方によっては、当初の予定より期間が長くなることもあります。そのため、治療を検討する際は、期間の目安だけでなく、期間が延びる原因についても理解しておくことが大切です。

この記事では、マウスピース矯正の治療期間の目安や期間が長くなるケース、計画どおりに治療を進めるためのポイントについて詳しく解説します。

マウスピース矯正とは

マウスピースを装着する様子

マウスピース矯正とは、透明なマウスピース型の装置を使って、歯並びや噛み合わせを整える治療方法です。歯の動きに合わせて装置を交換し、少しずつ歯を動かしていきます。

ワイヤー矯正に比べて装置が目立ちにくく、食事や歯磨きの際に取り外せることがメリットです。また、装置は患者さんの歯並びに合わせて作られるため、お口の中にフィットする形になっています。

ただし、歯並びや顎の骨の状態によっては、マウスピース矯正だけでは対応できない場合もあります。そのため、治療を始める前に歯科医師の診察を受け、自分の歯並びに合った治療方法か確認することが大切です。

マウスピース矯正の期間の目安

マウスピース矯正にかかる期間のイメージ

マウスピース矯正の治療期間は、歯並びや噛み合わせの状態、歯を動かす範囲によって異なります。

前歯など一部の歯並びを整える部分矯正の場合、治療期間は数か月〜1年程度が目安です。軽い歯並びの乱れを改善する際に行われますが、奥歯の噛み合わせなどに問題がある場合は、部分矯正では対応できないこともあります。

一方、奥歯を含めた歯並びや噛み合わせを整える全体矯正では、1〜3年程度かかる場合があります。

ただし、歯並びの状態によって必要な期間は異なるため、これらはあくまで目安です。また、歯を動かす治療が終わったあとには、整えた歯並びを維持するための保定期間も必要です。

治療にかかる期間は一人ひとり異なるため、歯科医院で検査を受け、歯科医師から詳しい説明を受けることが大切です。

マウスピース矯正の期間が長くなるケース

マウスピース矯正の期間が長くなるケースを確認するイメージ

マウスピース矯正では、治療中の装置の使い方やお口の状態によっては、予定より長くかかることがあります。ここでは、マウスピース矯正の治療期間が長くなる主なケースについて解説します。

マウスピースの装着時間が不足している

マウスピースの装着時間が不足すると、歯が計画どおりに動かず、治療期間が長くなることがあります。マウスピース矯正では、装置を1日20〜22時間装着する必要があります。

しかし、食後に装着し忘れたり、長時間外したままにしたりすると、歯に力が加わる時間が足りなくなります。その結果、予定していた位置まで歯が動かず、治療期間が長くなるケースがあるのです。

マウスピースの交換時期を守っていない

マウスピースの交換時期を守らないと、歯の移動が計画どおりに進まず、治療期間が延びることがあります。マウスピースは一般的に1〜2週間ごとに交換しますが、決められた時期より早く交換すると、歯の移動が追いつかず、新しい装置がうまくはまらない場合があります。

一方、交換時期を過ぎても同じマウスピースを使い続けると、次の段階へ進むのが遅れ、その分治療期間が延びる可能性があります。そのため、交換時期は自己判断で変更せず、歯科医師の指示に従うことが大切です。

虫歯や歯周病の治療が必要になった

マウスピース矯正中に虫歯や歯周病が見つかると、症状によっては矯正治療を一時的に中断し、虫歯や歯周病の治療を優先する場合があります。

特に歯周病が進行している場合は、歯を支える骨や歯ぐきに問題が生じていることがあるため、歯周病の治療が必要です。また、虫歯の治療で歯の形が変わると、使用中のマウスピースが合わなくなり、作り直しが必要になることもあります。

その結果、矯正治療を再開するまでに時間がかかり、治療期間が延びることがあるのです。

マウスピースが破損した・紛失した

マウスピースが割れたり、紛失したりすると、治療期間が長くなることがあります。

マウスピースが破損すると、歯に正しくフィットせず、計画どおりに歯を動かせなくなる場合があります。また、紛失によって装着できない期間が続くと、歯が予定とは異なる位置に動くこともあります。

こうした場合、マウスピースの作り直しや治療計画の見直しが必要となり、当初の予定より治療期間が延びる可能性があるのです。破損や紛失に気づいたら、早めに歯科医院へ連絡し、対応について確認しましょう。

マウスピースの追加作製が必要になった

マウスピース矯正では、治療前に歯の動きを予測して装置を作りますが、必ずしも計画どおりに歯が動くとは限りません。

予定していたマウスピースを使い終えても、歯並びや噛み合わせが目標の状態に達していない場合は、追加のマウスピースを作って調整することがあります。

その場合は、新しいマウスピースを使ってさらに歯を動かす必要があるため、当初の予定より治療期間が長くなることがあるのです。

定期的に歯科医院を受診していない

マウスピース矯正では、自分で装置を交換しながら治療を進めますが、歯の動きを確認するために定期的な通院が必要です。

通院の間隔が空きすぎると、歯が計画どおりに動いていなかったり、虫歯や歯周病が発生していたりしても、発見が遅れることがあります。その結果、必要な処置や治療計画の見直しが遅れ、当初の予定より治療期間が延びる可能性があるのです。

マウスピース矯正を計画どおりに進めるためには

マウスピースを専用のケースで正しく保管する様子

マウスピース矯正を計画どおりに進めるには、歯科医師の指示を守り、日頃から装置の管理やお口のケアを行うことが大切です。ここでは、治療期間が延びるのを防ぐために、日常生活で気をつけたいことについて解説します。

マウスピースの装着時間・交換時期をしっかり守る

マウスピース矯正を計画どおりに進めるには、決められた装着時間と交換時期を守ることが大切です。

一般的には、装置を1日20〜22時間装着する必要があるため、食事や歯磨きが終わったら、できるだけ早くマウスピースを装着しましょう。また、交換日をカレンダーやスマートフォンに記録しておくと、交換忘れを防ぎやすくなります。

新しいマウスピースがうまくはまらない場合は、無理に装着せず、歯科医院で相談しましょう。

マウスピースを正しい方法で保管する

マウスピースを外したときは、専用のケースに入れて保管しましょう。

ティッシュや紙ナプキンに包むと、誤って捨ててしまったり、紛失したりするおそれがあります。また、バッグやポケットに直接入れると、力が加わって破損することもあります。

マウスピースは熱に弱いため、直射日光が当たる場所や高温になる車内などに放置しないようにしましょう。熱湯で洗うことも変形の原因になるため、避けてください。

マウスピースが破損・変形すると、作り直しが必要になり、治療期間が延びる場合があります。装置を長く安全に使うためにも、正しく保管しましょう。

口腔内を清潔な状態に保つ

マウスピース矯正を計画どおりに進めるためには、毎日の歯磨きを丁寧に行い、虫歯や歯周病を防ぐことが大切です。食後に歯磨きをせずマウスピースをつけると、食べかすや歯の汚れが残ったままになります。そのため、食事のあとは歯を磨いてからマウスピースをつけましょう。

また、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを十分に落とせないため、デンタルフロスや歯間ブラシも使いましょう。マウスピースも歯科医院で教わった方法で洗い、清潔に保つことが大切です。

虫歯や歯周病が悪化すると、矯正治療を一時的に中断する場合もあるため、毎日の歯磨きを忘れずに行いましょう。

定期的な通院を怠らない

マウスピース矯正を計画どおりに進めるためには、歯科医師から指示された間隔で通院することが大切です。

定期的な診察では、歯が計画どおりに動いているか、マウスピースがきちんとはまっているか、噛み合わせに問題がないかなどを確認します。歯の動きに問題があっても、自分では気づかないことがあります。定期的に診察を受けることで、必要に応じて早めに調整できます。

また、治療が順調に進んでいると感じても、自己判断で通院をやめないようにしましょう。予約日に受診できない場合は、歯科医院に連絡して次の受診日を相談してください。

まとめ

マウスピース矯正中の笑顔の女性

マウスピース矯正の治療期間は、歯並びや噛み合わせの状態、歯を動かす範囲によって異なります。また、歯を動かす治療が終わったあとには、整えた歯並びを維持するための保定期間も必要です。

治療中は、マウスピースの装着時間や交換時期を守ることが大切です。また、装置の破損や紛失、虫歯や歯周病などによって治療期間が延びる場合もあります。治療を計画どおりに進めるためにも、マウスピースを正しく管理し、毎日の歯磨きや定期的な通院を欠かさないようにしましょう。

マウスピース矯正を検討されている方は、埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、患者様の求める治療を実現することを第一に考えて診療を行っています。虫歯・歯周病治療だけでなく、予防歯科や審美歯科、矯正治療、インプラント治療など、さまざまな治療に力を入れています。

当院のホームページも、ぜひ一度ご覧ください。

河野 哲 院長

■この記事の監修者

河野 哲 院長

経歴
  • 1989年 明海大学歯学部 卒業
  • 1989年 明海大学歯学部付属病院 勤務
  • 1992年 埼玉県の歯科医院にて研鑽を積む
  • 1994年 河野歯科クリニック 開業
所属機関
  • 日本口腔衛生学会 会員
  • 日本審美歯科学会 会員
  • 日本歯周病学会 会員

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