ラミネートベニアで口臭が悪化?原因と対処法を解説
こんにちは。埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」です。

ラミネートベニアの治療後に口臭が気になると「治療を受けたことが関係しているのではないか?」と不安に感じる方もいるでしょう。
見た目を整えるために治療を受けたあと、口臭が気になり始めると、ラミネートベニアに何らかの問題があるのではないかと心配になるかもしれません。
しかし、治療後に口臭を感じるようになったからといって、必ずしもラミネートベニアそのものが原因とは限りません。まずは口腔内の状態を確認し、何が口臭につながっているのかを把握することが大切です。
本記事では、ラミネートベニア治療後に口臭が気になる方に向けて、考えられる原因や日頃からできる予防方法、口臭が続く場合の対処法について解説します。
ラミネートベニアとは

ラミネートベニアとは、歯の表面を少量削り、薄いセラミックなどを貼り付けて、歯の見た目を整える治療です。主に前歯の色や形、歯と歯の隙間などを整える目的で行われます。
歯全体を削って被せ物を装着するクラウンとは異なり、ラミネートベニアでは主に歯の表面を処置します。そのため、自分の歯を残しながら見た目の改善を目指せる方法の一つです。
ただし、治療を受けたあとも残っている歯や歯ぐきのケアは欠かせません。ラミネートベニアを装着した部分も含めて毎日の歯磨きを続け、歯科医院で定期的に状態を確認してもらうことが大切です。
ラミネートベニアにしたあとに口臭が発生する主な原因

ラミネートベニアの治療後に口臭が気になる場合、さまざまな原因が考えられます。口臭を改善するためにも、まずは原因を知ることが大切です。ここでは、ラミネートベニア治療後に考えられる主な口臭の原因について解説します。
歯とラミネートベニアの境目に汚れがたまっている
ラミネートベニアは歯の表面に接着するため、天然の歯との間には境目があります。この周辺にプラーク(歯垢)がたまると、口臭につながることがあります。
プラークには多くの細菌が含まれており、細菌が口の中のタンパク質などを分解する際には、においのあるガスが作られます。そのため、歯とラミネートベニアの境目に汚れが残り、細菌が増えると、口臭が発生することがあるのです。
歯ぐきに炎症が起きている
歯と歯ぐきの境目にプラークがたまると、歯ぐきに炎症が起こり、赤みや腫れ、歯磨きの際の出血などがみられることがあります。
さらに歯周病が進行すると、歯と歯ぐきの間にある溝が深くなり、歯周ポケットが形成されます。その内部では細菌が増えやすくなり、口臭の原因となる物質が作られます。
そのため、ラミネートベニアそのものではなく、周囲の歯ぐきに起きた炎症が口臭につながる場合もあるのです。
内側で虫歯が進行している
ラミネートベニアを装着した歯にも天然の歯質が残っているため、治療後に虫歯ができる可能性があります。なかでも、歯とラミネートベニアの境目に虫歯ができると、見た目では気づかないうちに進行することがあります。
虫歯が進むと歯質が崩れて穴ができ、食べかすが入り込んだり、細菌が増えたりすることがあります。その結果、口の中でにおいが発生し、口臭につながる場合があるのです。
口腔内が乾燥している
口の中が乾燥していることも、ラミネートベニア治療後に口臭が気になる原因の一つです。唾液には、食べかすや細菌を洗い流し、口の中を清潔に保つ働きがあります。
しかし、唾液の量が減るとこの働きが弱まり、細菌が増えやすい環境になります。その結果、細菌が作り出すにおいのある物質が増え、口臭が強くなることがあるのです。特に睡眠中は唾液の分泌量が少なくなるため、起床時は口の乾燥とともに口臭を感じやすくなります。
ラミネートベニアにしたあとの口臭を予防する方法

ラミネートベニア治療後の口臭を防ぐには、治療した部分だけではなく、口の中全体を清潔な状態に保つことが大切です。
しっかり歯磨きをする
ラミネートベニア治療後の口臭を予防するには、毎日の歯磨きでプラークを取り除くことが大切です。
特に、歯とラミネートベニアの境目や歯ぐきの周辺は、磨き残しがないよう意識しましょう。歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に当て、軽い力で小刻みに動かすとプラークを落としやすくなります。
ラミネートベニアを装着した部分だけではなく、口の中全体を丁寧に磨き、口臭の原因となるプラークを残さないことがポイントです。
デンタルフロスや歯間ブラシを使用する
歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくいため、プラークが残りやすい場所です。ラミネートベニア治療後も、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯間を清掃しましょう。
デンタルフロスは歯の側面に沿わせるように動かし、プラークを取り除きます。歯と歯の間にある程度のすき間がある場合は、歯間ブラシが使えます。
ただし、大きすぎる歯間ブラシを無理に入れると歯ぐきを傷つけるおそれがあるため、歯間の広さに合ったサイズを選びましょう。
口腔内の乾燥を防ぐ
口の中が乾燥すると唾液による自浄作用が弱まり、細菌が増えて口臭につながりやすくなります。口臭を防ぐためにも、こまめに水分をとり、口の中のうるおいを保つことが大切です。
また、食事の際によく噛むことも意識しましょう。噛む刺激によって唾液の分泌が促されるため、口の中の乾燥を防ぐことにつながります。特に口の乾きを感じやすい方は、水分補給とあわせて、よく噛んで食べることを日頃から意識しましょう。
定期的に歯科検診を受ける
ラミネートベニア治療後の口臭を予防するために、定期的に歯科検診を受けましょう。毎日歯磨きをしていても、プラークや歯石が残ったり、自分では気づかないうちに虫歯や歯ぐきの炎症が起きたりすることがあります。
歯科検診を受けることで、口臭につながる口腔内の変化を早い段階で発見し、必要なケアや治療につなげられます。
ラミネートベニアにしたあとの口臭が気になるときの対処法

ラミネートベニア治療後に口臭が続いている場合は、原因に合わせた対応が必要です。ここでは、口臭が気になるときの対処法について解説します。
歯科医院で口臭の原因を調べる
ラミネートベニア治療後に口臭が続く場合は、歯科医院で原因を調べてもらいましょう。口臭の原因はラミネートベニアだけにあるとは限らないため、歯や歯ぐき、舌など、口の中全体を確認することが大切です。
歯科医院では、ラミネートベニアと歯の境目をはじめ、虫歯や歯ぐきの状態、舌の汚れなど、口の中を確認します。診察によって口臭の原因を探ることで、原因に応じた治療やケアにつなげることができます。
虫歯や歯周病があるときは治療を受ける
口臭の原因として虫歯や歯周病が見つかった場合は、治療を受けることが大切です。マウスウォッシュなどで一時的ににおいを抑えても、虫歯や歯周病が治るわけではありません。
歯周病では、毎日の歯磨きでプラークを取り除くとともに、必要に応じて歯科医院で歯石を除去します。虫歯がある場合も、進行具合やラミネートベニアの状態を確認しながら治療を進めます。虫歯や歯周病を放置すると進行する可能性があるため、早めに治療を受けましょう。
歯科医院でクリーニングを受ける
毎日の歯磨きを続けていても、歯ブラシが届きにくい部分にはプラークが残ることがあります。また、プラークが石灰化してできる歯石は、歯磨きでは取り除けません。
歯科医院では、専用の器具を使って歯に付着したプラークや歯石を取り除きます。ラミネートベニアの周りや歯と歯の間など、自分ではきれいにしにくい部分もクリーニングしてもらうことで、口臭の原因となる汚れを減らせます。
まとめ

ラミネートベニア治療後の口臭には、歯とラミネートベニアの境目にたまったプラークや歯ぐきの炎症、虫歯、口腔内の乾燥などが関係している場合があります。
予防するには、毎日の歯磨きに加えてデンタルフロスや歯間ブラシを使い、口の中を清潔に保つことが大切です。あわせて、口の中が乾燥しないよう、こまめな水分補給も心がけましょう。自宅でのケアだけでは気づきにくい変化もあるため、定期的に歯科検診を受けることも重要です。
口臭が続く場合は自己判断で原因を決めず、歯科医院で口の中を確認してもらうことが大切です。虫歯や歯周病などが見つかった場合は、必要な治療を受けましょう。
審美歯科での治療を検討されている方は、埼玉県川口市、「東川口駅」より徒歩8分にある歯医者「河野歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、患者様の求める治療を実現することを第一に考えて診療を行っています。虫歯・歯周病治療だけでなく、予防歯科や審美歯科、矯正治療、インプラント治療など、さまざまな治療に力を入れています。
当院のホームページも、ぜひ一度ご覧ください。

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■この記事の監修者
河野 哲 院長
経歴
- 1989年 明海大学歯学部 卒業
- 1989年 明海大学歯学部付属病院 勤務
- 1992年 埼玉県の歯科医院にて研鑽を積む
- 1994年 河野歯科クリニック 開業
所属機関
- 日本口腔衛生学会 会員
- 日本審美歯科学会 会員
- 日本歯周病学会 会員